お肌の定義に「ゆらぎ肌」という分類が加わったのをご存じでしょうか? ゆらぎ肌とは、普段は調子がいいのに、季節の変わり目にガクッとお肌の調子が落ちるタイプのことを指します。
急激な気温や湿度の変化、砂ぼこりや有害物質の飛来など、環境の変化にお肌がついていけない…という自覚のあるかたは、このゆらぎ肌である可能性があります。
このところ日本の気候が変動していて、夏が長く続いたと思ったら一気に冬が来るといった傾向が多くみられるようになりました。それに伴って増えてきたお肌のタイプが、このゆらぎ肌だと言えるんです。
ある説明では、皮膚のバリア機能が一時的に低下し不安定になった状態のことで、慢性的に過敏になる「敏感肌」とは区別して考えた方がいいようですが、肌刺激は徹底的に注意した方がいいですね。
最近、ほうれい線が気になるのでニードルパッチを時々使っていたんですが、これはかなり刺激があります。この刺激が効果をもたらすのだと思い、気にしていなかったのですがまずはこれから中止しました。
化粧品も普段使いのものはちょっとお休みして、敏感肌用の優しいものを使います。それでも出てくるお肌トラブルについては、医薬品の力も借りながら、適切に早期に治してしまいましょう。
気候が安定すると、お肌の調子も上がってきます。ゆらぎ肌の自覚のあるかたは、自分のお肌の状態に常に敏感でいるように心掛け、少しの変化も見逃さないようにしましょう。スキンケアに時間をかけるようにし、常にお肌と対話しておくようにできるといいですね。