メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)を予防、改善するにはウォーキングが効果的です。体脂肪を燃焼させるには約20分〜30分以上、苦しいほどではないけれどすこしきついかな、と感じる程度の心拍数で運動を続ける必要があります。つまり長時間の有酸素運動です。ウォーキングは手軽で効果的な有酸素運動なのです。
つまり、ウォーキングで脂肪を燃焼させるためには約20分以上、歩き続ける必要があります。どんな運動でも最初に使われる燃料は肝臓のグリコーゲンです。その後、脂肪の燃焼が始まります。焚き火をイメージしてください。まず、紙や燃えやすいものにパッと火がつき、燃えますね。
その火が、薪などの木や炭に燃え移るには時間がかかるのです。体脂肪は、パッとは燃えないけど、薪や炭のように時間をかけて火がつき、燃えるのです。1回に20分以上、が基本なんですが、一度に20分以上のウォーキングを習慣にするのはちょっと難しい・・・・という、あなた!
コマ切れでもかまわないので、やってください。体脂肪がメラメラ燃えるわけではありませんが、トータルの消費カロリーは一度に歩いてもコマ切れで歩いても同じです。1日に例えば4kmのウォーキングをするとして一度に1時間で歩くことと、15分に分けて4回歩くことと、消費するエネルギー量は同じだということです。
やらなければウォーキングの消費カロリーはゼロです。コマ切れウォーキングをやることでマイナスはありません。むしろ、大いにプラスです。速いペースで歩けば、筋肉も発達し、その筋肉は基礎代謝量を増やすからダイエット効果があります。ウォーキングを少しずつの時間、何回かに分けて行うには歩数計が便利ですね。
コマ切れになるほどトータルが把握しにくくなるからです。最近は機能が充実しておしゃれなデザインのものも増えているので活用してみてください。